みなさん、ルイジ・コルナロというお名前を聞いたことがありますかね。
自分は、体調を崩してから、免疫・食事・長寿といった健康に関わる本を読みあさっていました。
その中で、最近たどり着いて読んだのが、コルナロ氏の「無病法」という本です。
このコルナロ氏は食べない健康法の元祖とも言われている方だそうです。
16世紀の人ですが、氏が論文として残した言葉は現代に通用する知見が豊富にあります。
近年、日本でも一日一食や、小食による健康法を進める著書が多数有りますが、数百年前の氏もほぼ同じ意見を述べています。
人間の経験・洞察というのはすごい物がありますね。
ちょこっと中身を引用させていただきました。
興味を持った方は、「無病法」ぜひ読んでみてください。
食生活は健康だけでなく人生全体に影響をおよぼす
多くの人が飽食へとおちいっている。そのため、40、50になるとさまざまな病を抱えるようになり、最後は耄碌して、廃人のようになっているものが少なくない。生命を支えるのに最小限の量で満足するよう、みずからを習慣づけることが大事だ。
食事の量を増やしたところ、ふたたび大病に
友人や親戚の度重なる忠告をしりぞけることができず、やむなく食事の量を少しだけ増やしたことがあった。私の身を案じてくれる家族を喜ばせたかったことが最大の理由である。
一日総量12オンス(約350グラム)取っていたところを14オンス(約400グラム)に増やしたのである。
ところが、それからわずか10日後にはその影響があらわれはじめたではないか。
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